矢絣
矢の羽根をモチーフにした紋様。放った矢は戻らないことから、決意の象徴とされます。
由来
矢の矢羽根(はね)を描いた紋様です。矢の飛行を安定させるV字型の羽根の配列を表しています。
歴史
もともとは武士の文化と弓道に関連していました。明治・大正時代には女子学生の袴柄として大流行し、卒業式で着用する伝統は現在も続いています。
象徴
一度放たれた矢は戻れないことから、決断力、意志の強さ、前進を象徴します。嫁入り道具として「出戻らない」という願いを込めて贈られる伝統もありました。
現代での使用
大学の卒業式で着用される袴の定番紋様。現代のファッション、文房具、インテリアにも使用され、女性のエンパワーメントと学業成就のシンボルとなっています。